いまじん2
わくわくたんけん
キレない心を育てる絵本
脳科学の知見をもとに組み立てられた、
いまじんシリーズ第2弾!
見て、聞いて、感じて、想像して、成長する。
好奇心からはじまる、小さな驚きと発見の物語。
子どもたちの脳は、日々成長しています。感じる力、言葉にする力、関連づけて考える力は、3歳ぐらいからぐんぐん育ちます。この時期から「見る」「聞く」「触る」など、さまざまな刺激に触れて脳を活性化させることで、物事を広い視野でとらえたり、時系列で組み立てたり、行動を振り返ったり、予測したりできるようになります。
この絵本は、繊細な「みいちゃん」とやんちゃな「ゆうたくん」姉弟の目線を通して展開されています。まず、絵を見ながら読み聞かせをしてみましょう。お子さんが二人のどちらの世界に注目するかわかったら、次は、気に入ったほうの絵と文だけを追いかけてみます。
ゆうたくんは「見たまま」の世界に豪快に関わります。みいちゃんは「感じる」世界を味わってゆきます。見入ったり感じたりしている様子があるときは、じっと見守ります。そして、読み終わったら、ぜひ身近な公園や庭にでかけ、絵本の世界を追体験してみてください。子どもたちの情緒や思考がより豊かになるはずです。(早稲田大学教育学部教授・本田恵子)
32頁 | 本田恵子・作 よこはるか・絵 /定価:1,400円(税抜)