立川流鎖国論
落語界のアウトロー集団「落語立川流」を、志らくが徹底分析!
落語立川流が、家元談志のもと、志の輔、談春、志らく、談笑ら傑出した落語家を排出できたのはなぜなのか?
「談志イズム」の継承者・志らくが、「鎖国」をキーワードに立川流を語り尽くす。
師匠や兄弟弟子たち、「立川ボーイズ」の裏話など、志らく師匠にしか書けないエピソードも満載。
[目次]
序 章 「立川流」とはなんなのか
第一章 継承される「談志イズム」
第二章 談志への愛、演劇への愛
第三章 立川談春伝説
第四章 個性なのか、ぶざまなのか
第五章 立川志らく伝説
第六章 談志の価値観、一門の了見
第七章 立川談志伝説の真相
終 章 立川流はどこへ行くのか
おまけ 演劇らくご「疝気の虫」あらすじ
[担当編集から一言]
悪口を言いまくるWEB連載「怒らないでください」から大幅に加筆していただき、
連載時のおもしろさを残しつつも、まったく別のテーマの本としてできあがりました。
「立川流」という社会に生きる人たちの姿。笑いあり、感動あり、立川流ファンも、落語を知らない人でも、読んで損はありません! (編集D)
四六判 | 288頁 | 立川志らく /定価:1,700円(税抜)