GOTO DVD BOOK 談志が帰ってきた夜
そのとき客席は、泣いていた!
2010年4月13日、新宿・紀伊國屋ホール。
8ヵ月ぶりに談志が高座に復帰した。
この日のために用意されていたのは、
イリュージョンから『二人旅』、そして『首提灯』へとつながる初披露の談志落語だった。
病を克服したその姿と新たな挑戦に、観客は涙した。
自宅を出発し、会場へ移動する車中、楽屋入りの様子、
舞台袖で弟子の落語を聞きいる姿。
そして談春・志らくとのトークから復帰の高座まで。
「談志が帰ってきた夜」の一部始終を【DVD】に収録。
さらに【BOOK】では、
大学ノート2冊に克明に記された
2009年7月から2010年3月までの病中記を収載。
見る者の魂を揺さぶる感動のドキュメントです。
[内容]
【BOOK】病中記 2009年7月~2010年3年(96頁)
休養を宣言する/最初の入院/二度目の入院/不快である/三度目の入院/
快復の速さに驚く/見舞客相手に独演会/我が家に帰る/公の場に姿を現す/
退屈を持て余す/「談志」に戻る
【DVD】2010年4月13日復活ドキュメント(77分)
さあ、行こうか(自宅)/会場へ向かう車中/楽屋・舞台袖/談春・志らくとのトーク/高座
[担当編集から一言]
カメラ7台で、この日の家元を追いました。
とにかく、ご覧いただきたい、の一言です。
病中記では、前半は「引退」という言葉も散見され、
つらい日記が続きますが、後半にいくにつれ、
加速度的に元気になっていく様子が家元らしい筆致で描かれています。
しかし、じつは入院中も、隣の病室へ行って小噺をするなど、
「家元健在」でした。
じつに家元らしい、涙と笑いの「病中記」です。
A5判・上製・函入り | 【BOOK】92ページ 【DVD】77分 | 立川談志 /定価:4,700円(税抜)