総理を夢見る男 東国原英夫と地方の反乱
タレント知事は救世主か!? 地方を揺るがす「東国原現象」を検証したドキュメンタリー!
2006年12月。
宮崎県知事が官製談合疑惑により逮捕。
そして2007年1月、その出直し知事選挙に突如現れた
そのまんま東こと東国原英夫。
彼は地方をむしばむ「しがらみ」にとらわれない政治を標榜し、
県民の圧倒的支持を受けて宮崎県知事に就任。
そして、「東国原現象」ともいえる旋風を巻き起こした。
東国原知事登場のきっかけとなった前知事の談合疑惑から、
国政転身騒動などに象徴される東国原流政治戦略、
そして大きな成果をあげつつも課題が山積する県政まで、
共同通信の記者たちが、日々積み上げてきた取材をもとに
書き起こした渾身のドキュメンタリー。
[目次]
プロローグ
第一章 再現「東国原シアター」
第二章 生粋のタレント知事
第三章 「しがらみ」の論理と地方の闇
第四章 「ニュータイプの知事」の虚と実
第五章 敵か? 味方か? 愛憎のメディア戦略
コラム 宮崎異景
[編集担当より一言]
東国原知事とのやりとりや、談合事件で交わされた密談の生々しい再現。
その「現場の臨場感」は、取材を重ねる記者ならでは。
記者の宮崎に対する強い想いが伝わってくる一冊です。
| 共同通信社宮崎支局 /定価:2,000円(税抜)